外科とは主に腹部・消化器を中心に、外傷、体表の化膿性疾患、乳腺、肛門などの疾患を対象としています。また、去勢や避妊手術も含まれます。内科では治療困難な疾患に対して外科治療を行います。
外科治療を実施する際には外科が適応な疾患かどうか、また多くが麻酔を伴うのでそのメリット・デメリット、外科で治癒できる可能性はどの程度か、など、様々な要因を考慮した上で判断していきます。
獣医療の発展により動物も人と同様に寿命が延び、それに伴い心臓疾患も増加しています。しかし、心臓病の初期では症状が出ないことも多く、身体検査にて心臓病の存在が疑われることがありますので、定期的な診察をお勧めします。
また、犬や猫の心臓病の多くは進行性で年齢とともに悪化するため、飼い主様が症状に気づかれるときには、すでに状態が進行していることも少なくないため、早期発見、的確な診断・治療を行うことが大切です。
犬の死因のトップはガンと言うデータがあります。腫瘍の症状は発生部位により多岐にわたります。皮膚、体表皮下にできれば「しこり」として、消化管にできれば嘔吐や下痢、時には便秘として、呼吸器にできれば咳などの症状として飼い主様が気づくこととなります。
しかし、飼い主様が気づいた時にはかなり進行が進んでしまってから、ということも少なくありませんので、腫瘍の診断、治療においては早期発見、治療のため早期受診、定期検診をお勧めしています。
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