健康管理

健康管理

健康管理の重要性

動物医療も人医療同様、動物たちの病気をいかに未然に防ぐか、いかに早期発見するかが重要です。
動物たちの寿命は長くなってきており、病気も発症しやすくなります。
飼い主さまとご家族さまがより永く健康的な生活をお送りできるよう、サポートさせていただきます。
各ご家族さまの年齢や状態によって最適な健康管理プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

フィラリア対策

フィラリアとは白い糸状の細長い寄生虫で、蚊を媒介して感染します。既にフィラリアに感染している犬や猫の血液を、蚊が吸い込んだ際にフィラリアごと吸い込み、未感染の犬・猫を吸血する際に唾液などから体内に感染させてしまいます。

蚊はどこからともなく家の中に侵入し、人間やペットの血を吸います。感染時にはフィラリアはまだ幼虫で小さいのですが、体内で徐々に成長をし、大きいものだと20〜30cmほどになります。血液中から侵入したのち、最終的には心臓や肺動脈に辿り着き、ペットの命を奪う危険性があります。成虫は体内で幼虫を生みますから、知らぬ間に心臓に何十匹もフィラリアが生息している、という事態を招きかねません。

ノミ・ダニ駆除・予防

ノミ・ダニは愛犬・愛猫の体にくっつき、吸血します。ノミもダニも数多くの種類が存在し、主に吸血が原因で引き起こされる貧血と、ノミ・ダニの唾液を介して病原菌が体内に入り引き起こされることで生じる感染症があります。ノミは暗く湿ったところ(床やじゅうたん、ソファーやベッドの上、庭先の直射日光が当たらない縁の下や草むらなど)を好み、ダニも草むらを好みます。

したがって、効果的な予防方法としては家の中にノミ・ダニが住みつかないようにこまめに清掃を行う、お散歩の際に極力草むらを避けるということなどが挙げられます。
ノミもダニも繁殖力が非常に強いため、一匹見つけたらそのほかにも卵や幼虫を含め、多数存在している可能性があります。

対策方法・時期

食べるタイプのお薬、皮膚に塗布するタイプのお薬があります。お薬によって変わりますが月に1〜2回投薬します。府中市では◯月〜◯月が対策時期となります。

ワクチン接種

犬や猫が、感染してしまうと深刻な影響を及ぼす可能性のある感染症があります。それらの感染を未然に防ぐ目的で、感染症のウイルスのごく少量を体内に入れることで抗体を作りだすのがワクチン接種です。人間も子供の頃にワクチン接種を行うのと同じ原理で、病気のかかりやすい子犬・子猫のときにワクチン接種を行うのが効果的です。

ワクチンは大きく2種類に分けることができ、全ての子が接種すべきとされている「コアワクチン」と、居住地域や生活スタイルによって感染リスクが高い場合に接種すべきとされる「ノンコアワクチン」があります。猫についても最近はワクチン接種をされる方が増えています。

対策方法・時期

注射により接種を行います。
子犬の場合は接種の推奨時期があります。

  • 1回目のワクチン…6~9週齢
  • 2回目のワクチン…1回目の3~4週後
  • 3回目のワクチン…2回目の3~4週後
  • 4回目のワクチン…3回目のワクチンから1年後


なお、その後は年に1度の接種が1つの目安となりますが、ご家族の個体差によっても接種のタイミングが異なりますので、まずは当院の獣医師へお気軽にご相談ください。

健康診断

当動物病院では、病気の早期発見を目的とした定期的な健康診断の受診を推奨しています。私たち人間が定期的に健康診断を受けるように、犬や猫も健康診断を受け、隠れた病気の有無をチェックしています。

動物たちは言葉を話せないことに加え、もともと野生動物だったこともあり身体の不調を悟られないように隠す習性があります。飼い主さまが症状に気がついた時には病気が悪化してしまっていることも少なくありません。また、動物たちは人間よりも早いスピードで年をとるため、人間にも増して病気の早期発見が望まれます。健康診断で病気の有無を確認されることで、健康で安心な生活をお過ごしいただけます。

健康診断は各ご家族さまに合わせ、必要にあわせた内容をご提案いたします。お気軽にご相談ください。

避妊・去勢手術

避妊手術とはメスの卵巣と子宮を、去勢手術とは犬の精巣を手術により取り除き、子供ができないようにする手術です。近年は不必要に赤ちゃんを作らせない目的とあわせ、病気の防止、ストレスや攻撃性・異常行動の抑制のために行う飼い主さまが増えてきました。
手術を行うメリット・デメリットを理解したうえで最善の選択を取れるよう、ご不安な点があれば当院獣医師がいつでもご相談に応じます。

東京都府中市若松町1-13-1
(東府中駅、多磨霊園駅から徒歩約5分)

Tel.042-362-1983

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